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増大号特集 もう悩まない こどもと思春期の整形外科診療
5章 部活動や習い事によるスポーツ障害
ダンス
Injuries and Overuse Syndromes in Young Dancers
竹島 憲一郎
1,2
,
石井 賢
1,2,3
Kenichiro TAKESHIMA
1,2
,
Ken ISHII
1,2,3
1国際医療福祉大学医学部整形外科学
2国際医療福祉大学成田病院
3国際医療福祉大学三田病院
1Department of Orthopedics, School of Medicine, International University of Health and Welfare(IUHW)
2International University of Health and Welfare(IUHW) Narita Hospital
3International University of Health and Welfare(IUHW) Mita Hospital
pp.654-663
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202345
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Point!
●ダンサーを診療する際は,種目ごとの動きの特徴を理解して診療にあたると障害の特徴などが理解しやすい.
●バレエでは下肢(特に足部・足関節)の障害,ブレイクダンスなどでは手関節や肩関節,脊柱の障害の頻度が高い.
●診察時にはコミュニケーションを取りやすくするように,それぞれの種目で使われる専門用語などを積極的に使用する.
●医学的に正しい動きがダンスでよいとはされないこともあるため,今までのテクニックを医学的観点から頭ごなしに否定するのではなく,筋力やバランスなどの弱い点の修正を通してパフォーマンスを上げられるように提案する.1人のダンサーとして成長していけるように,保護者や教師とも連携を取りサポートを行っていく.
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