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特集 パラスポーツ・メディシン入門
パラスポーツ選手と整形外科医の関わり—車椅子選手の肩肘問題や褥瘡など
Relationship Between Para-athletes and Orthopedists
西村 行秀
1
Yukihide NISHIMURA
1
1岩手医科大学リハビリテーション医学科
1Department of Rehabilitation Medicine, Iwate Medical University School of Medicine
キーワード:
パラスポーツ選手
,
para-athlete
,
整形外科医
,
orthopedist
,
検診
,
examination
Keyword:
パラスポーツ選手
,
para-athlete
,
整形外科医
,
orthopedist
,
検診
,
examination
pp.39-42
発行日 2021年1月25日
Published Date 2021/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201888
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パラスポーツ選手の障害も他のスポーツ同様,運動器の障害が多い.特に脊髄損傷者など日常生活でも車椅子を使用しているパラスポーツ選手は,上肢を酷使することとなる.また,麻痺や長時間の車椅子の使用により褥瘡を発症しやすい.これらの病態を定期的に診察し,その障害に対する診察と予防を行う必要がある.整形外科医は運動器に対する専門家であるが,皮下や筋に対しての知識も深い.したがって,パラスポーツ選手の障害の管理を行うにあたり整形外科医は適任な診療科の1つであり,整形外科医のパラスポーツへの関わりが期待される.
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