今月の主題 法医学と臨床検査
技術解説
スポーツ選手のドーピング検査
植木 眞琴
1
Makoto UEKI
1
1(株)三菱油化ビーシーエル ドーピング検査室
キーワード:
ドーピング検査
,
薬物スクリーニング
,
GC/MS
,
構造解析
,
質量スペクトル
Keyword:
ドーピング検査
,
薬物スクリーニング
,
GC/MS
,
構造解析
,
質量スペクトル
pp.171-175
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900976
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国際連盟公認スポーツ競技大会においてはドーピング検査が義務づけられており,検査を拒否すると失格処分となる.
現在興奮剤,麻薬鎮痛剤,β―遮断剤,利尿剤,蛋白同化ステロイドとその関連ホルモン,およびエリスロポエチンと血液ドーピングなど,およそ110種類の禁止物質,禁止行為が規制対象となっている.ここでは主に構造解析手法による禁止物質のスクリーニングと確認分析方法について述べる.
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