Japanese
English
特集 人工関節周囲感染の現状と展望 国際コンセンサスを踏まえて
ヨード担持抗菌インプラントの基礎研究と臨床応用
Antibacterial Iodine Supported Implant. Basic Research and Clinical Application
楫野 良知
1
,
加畑 多文
1
,
白井 寿治
1
,
多賀 正
1
,
井上 大輔
1
,
加藤 貴士
1
,
上岡 顕
1
,
土屋 弘行
1
Yoshitomo KAJINO
1
,
Tamon KABATA
1
,
Toshiharu SHIRAI
1
,
Tadashi TAGA
1
,
Daisuke INOUE
1
,
Takashi KATO
1
,
Ken UEOKA
1
,
Hiroyuki TSUCHIYA
1
1金沢大学大学院医薬保健学総合研究科整形外科学
1Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medical Sciences, Kanazawa University
キーワード:
手術部位感染症
,
surgical site infection
,
抗菌インプラント
,
antibacterial implant
,
ヨード担持加工
,
iodine-supported process
Keyword:
手術部位感染症
,
surgical site infection
,
抗菌インプラント
,
antibacterial implant
,
ヨード担持加工
,
iodine-supported process
pp.339-343
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201642
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整形外科手術における周術期手術部位感染症は,いったん発症すると治療に難渋し,いまだに解決されていない問題の1つである.この問題に対する1つの解決策がインプラントへの抗菌活性の付与である.第2回 International Consensus Meetingでも取り上げられた抗菌インプラントの1つとして,われわれはヨード担持抗菌インプラントの研究開発を行ってきた.本稿では,当科でこれまでに行ってきた基礎研究の結果と,臨床応用された場合の有効性について報告する.
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