連載 いまさら聞けない英語論文の書き方・12
英語論文の基本構造とその対策⑤ Discussionは文献的知識と想像力で書く
堀内 圭輔
1,2
,
千葉 一裕
1
1防衛医科大学校整形外科学講座
2慶應義塾大学医学部整形外科学教室
pp.846-848
発行日 2019年8月25日
Published Date 2019/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408201447
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前回は少し話がそれましたが,今回はもとに戻ります.さて,論文はMaterials and MethodsとResults(もしくはCase Presentation)が,最も重要です.しかし,それだけでは十分ではありません.Resultsの正当性と価値をアピールしつつ,論旨を読者によりわかりやすく伝える必要があります.そのためにはDiscussionが必要です.Discussionを書くには,Materials and MethodsやResultsと比べても,より経験と知識が必要となり,難易度は若干高くなります.今回はかなり抽象的な内容も含まれますが,お付き合いください.
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