連載 「勘違い」から始める臨床研究—研究の旅で遭難しないために・15
その結果からその結論は言えるのか?—(2)目的と方法が一致しているか?
福原 俊一
1,2
,
福間 真悟
3
1京都大学医学研究科社会健康医学系専攻医療疫学
2福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンター
3京都大学医学部附属病院臨床研究教育研修部
pp.277-283
発行日 2017年3月25日
Published Date 2017/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200776
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第14回では,大風呂医師の「不要な救急車の利用により,本当に必要な人の利用が阻害されていないか? 特に高齢者の救急車の過剰使用があるのではないか?」という問題意識から発想されたリサーチ・クエスチョンに基づいて作成された抄録をブラッシュアップしました.さて,今回も「研究抄録を評価する5つのチェックポイント」に沿って,特に3.「目的と方法が一致しているか?」について解説します.
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