Japanese
English
誌上シンポジウム 脊椎診療ガイドライン—特徴と導入効果
腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン
Clinical Practice Guideline on Diagnosis and Treatment of Lumbar Spinal Stenosis
佐藤 栄修
1
Shigenobu SATOH
1
1えにわ病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Eniwa Hospital
キーワード:
腰部脊柱管狭窄症
,
lumbar spinal stenosis
,
診療ガイドライン
,
clinical practice guideline
,
診断と治療
,
diagnosis and treatment
Keyword:
腰部脊柱管狭窄症
,
lumbar spinal stenosis
,
診療ガイドライン
,
clinical practice guideline
,
診断と治療
,
diagnosis and treatment
pp.703-708
発行日 2016年8月25日
Published Date 2016/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200597
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腰部脊柱管狭窄症は高齢社会の現在,その診療機会が非常に多い.従来,その定義は一定でなく,診断基準も存在しなかった.ガイドライン委員会では新たな定義を紹介し診断基準を提案した.作成過程に触れるとともに,17項目のクリニカルクエスチョンを提示し,自然経過,各種治療法,予後についてエビデンスに基づいて説明を加えた.また導入効果について考察したが,現時点では診断と治療の指針となりうると思われた.しかし,この領域の診断・治療の進歩は著しく,最近の質の高い研究の集積をもとにした改訂ガイドラインの発刊が望まれる.
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