Japanese
English
誌上シンポジウム 股関節鏡の現状と可能性
FAIに対する股関節鏡視下手術
Arthroscopic Treatment of Femoroacetabular Impingement
望月 義人
1
Yoshihito MOCHIZUKI
1
1武蔵野赤十字病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, Musashino Red Cross Hospital
キーワード:
股関節鏡
,
hip arthroscopy
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingement
,
FAI
,
関節唇
,
labrum
Keyword:
股関節鏡
,
hip arthroscopy
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingement
,
FAI
,
関節唇
,
labrum
pp.423-428
発行日 2015年5月25日
Published Date 2015/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200205
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近年,大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)治療において,侵襲の小さい股関節鏡視下手術はゴールデンスタンダードとなりつつある.本稿では,ポータル作製から関節包縫合までの各手技について紹介する.手術は2ポータルで行っているが,症例によってはポータル数を増やしている.関節包切開後に関節内の評価を行い,損傷関節唇を臼蓋縁から剝離した後にpincerを切除する.関節唇機能の低下は変形性股関節症の一因となりうるため,関節唇は縫合もしくは再建を行っている.Camを切除したのちに,関節包を縫合し手術を終了している.
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