Japanese
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誌上シンポジウム 股関節鏡の現状と可能性
股関節鏡視下手術—歴史的変遷
Historical Development in Hip Arthroscopy
山藤 崇
1
Takashi SANDO
1
1東京医科大学整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Tokyo Medical University
キーワード:
股関節鏡
,
hip arthroscopy
,
歴史
,
history
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingement
Keyword:
股関節鏡
,
hip arthroscopy
,
歴史
,
history
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント
,
femoroacetabular impingement
pp.399-404
発行日 2015年5月25日
Published Date 2015/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200198
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股関節鏡視下手術は近年,急速に発展してきた手術である.膝関節や肩関節に遅れて発展してきた印象のある股関節鏡視下手術ではあるが,その歴史は古く,1930年代には最初の股関節鏡視下手術が報告されている.最初の報告から30年間の空白を経て徐々に発展し,2003年のfemoroacetabular impingementの概念の確立がブレイクスルーとなり,現在も右肩上がりの発展を続けている.今回,股関節鏡視下手術の歴史的変遷をたどり,文献的報告を中心に股関節鏡視下手術発展の歴史を述べる.
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