Japanese
English
誌上シンポジウム 内視鏡診断・治療の最前線
股関節 鏡視下手術
Advances in Hip Arthroscopy
杉山 肇
1
,
羽山 哲夫
1
Hajime SUGIYAMA
1
,
Tetsuo UYAMA
1
1神奈川リハビリテーション病院整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
股関節鏡視下手術
,
hip arthroscopy
,
femoroacetabular impingement
,
FAI
,
変形性股関節症
,
hip osteoarthritis
Keyword:
股関節鏡視下手術
,
hip arthroscopy
,
femoroacetabular impingement
,
FAI
,
変形性股関節症
,
hip osteoarthritis
pp.951-956
発行日 2012年10月25日
Published Date 2012/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102476
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股関節の鏡視下手術は,近年の最小侵襲手術のニーズの高まりとともに,器具の改善や技術の進歩により確立され,幅広い適応が認められるようになっている.おもな鏡視下手術としては,関節唇部分切除術・縫合術,関節遊離体摘出術,滑膜切除術,関節内デブリドマンなどがあり,最近では,変形性股関節症に対する関節授動術,femoroacetabular impingementに対する鏡視下手術も積極的に行われている.本邦ではまだ十分に普及していないものの,世界的には,年間約60,000件の手術が施行されていて整形外科でもっとも大きなトピックスである.
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