連載 アドバンスコース 整形外科 超音波診断・治療 どこが・どれだけ・どのように・2
脊椎・脊髄術中超音波診断の応用
佐藤 公治
1
Koji Sato
1
1名古屋第二赤十字病院整形外科・脊椎脊髄外科
キーワード:
脊椎脊髄手術
,
surgery for spine and spinal cord
,
術中超音波診断
,
intraoperative ultrasonography
,
超音波脊髄ナビゲーション
,
ultrasonic spinal cord navigation
Keyword:
脊椎脊髄手術
,
surgery for spine and spinal cord
,
術中超音波診断
,
intraoperative ultrasonography
,
超音波脊髄ナビゲーション
,
ultrasonic spinal cord navigation
pp.1029-1032
発行日 2013年10月25日
Published Date 2013/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102859
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脊椎・脊髄手術において術中に脊髄の除圧程度を確認するには超音波診断しかない.超音波診断装置は脊髄モニタリング装置や顕微鏡と並び,脊髄手術の三種の神器の一つである.従来の白黒Bモードでは脊髄や髄外腫瘍の形態しか把握できなかったが,技術の進歩により脊髄の血流,髄内腫瘍の局在や栄養血管,そして最近では超音波による脊髄手術ナビゲーションが行えるようになってきた.また穿刺検査や局所治療などインターベンションにも応用可能である.
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