連載 確認したいオリジナル・11【最終回】
Pellegrini-Stieda diseaseについて
鳥巣 岳彦
1
1九州労災病院
pp.1200
発行日 2007年12月25日
Published Date 2007/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101183
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Pellegrini(1905)とStieda(1908)の報告に基づくPellegrini-Stieda diseaseは,外傷直後には認められなかった膝関節内側側副靱帯の主に起始部を中心とした石灰化や骨化が,外傷後2~3週を経て生じる疾患であると認識されている.Stiedaは原著の中(824頁)で「自分の症例報告と同じ疾患はKöhlerが既に単行本の中で症例報告している」と認めている.そのKöhlerのX線図譜(1905)が九大医学部図書館に保存されていた.
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