国際学会印象記
第33回International Society for the Study of the Lumbar Spine(ISSLS)会議に参加して
川上 守
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1公立大学法人和歌山県立医科大学整形外科学
pp.1158-1159
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100970
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第33回International Society for the Study of the Lumbar Spine(ISSLS)が5月13日から17日にノルウェーのベルゲン(図1)で開催されました.ベルゲンは1070年にOlav Kyrreという王様が築いた町で・・・という風に書きだしますとただの「観光案内」になりますので,学会そのものについて報告します.
今年度は日本人で3人目の会長として福島県立医科大学の菊地臣一先生が就任され,プログラム委員長として千葉大学の高橋和久先生が激務をこなされました.30カ国から424名の学会参加者があり,国別の参加人数は日本122名,米国94名,英国30名,スイス18名と続いています.口演90題,3分の口演発表をポスターの前でするSpecial Emphasis Poster Session 40題,一般ポスター298題が採用されていました.口演26題が日本人の発表で,Special Emphasis Poster Sessionでは日本人14名が発表しました.本学会に対して日本がどれだけ貢献しているかわかると思います.
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