Japanese
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誌上シンポジウム 整形外科疾患における骨代謝マーカーの応用
関節リウマチにおける骨代謝マーカー
Bone Biochemical Markers in Rheumatoid Arthritis
桃原 茂樹
1
Shigeki Momohara
1
1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター・整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Institute of Rheumatology, Tokyo Women's Medical University
キーワード:
rheumatoid arthritis
,
関節リウマチ
,
bone marker
,
骨代謝マーカー
,
collagen
,
コラーゲン
Keyword:
rheumatoid arthritis
,
関節リウマチ
,
bone marker
,
骨代謝マーカー
,
collagen
,
コラーゲン
pp.1193-1198
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100210
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関節リウマチ(RA)における生化学的マーカーには,赤沈,CRP,リウマトイド因子やMMP-3,抗CCP抗体など様々なマーカーが臨床応用されている.骨代謝マーカーは骨粗鬆症などに使用されているが,RAでは骨破壊や特有の続発性骨粗鬆症の病態を呈することからRAでの骨代謝マーカーの測定意義は大きい.つまりRAでは,全身性および局所の骨量減少,続発性骨粗鬆症,骨折,局所の関節での骨びらんなど様々な骨の病態を呈するが,臨床症状や炎症性のパラメーター,画像のみでは定量や鋭敏さに欠ける.そこで,骨代謝マーカーが骨・関節の状態を知るうえで有用になってくる.
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