Japanese
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特集 外科臨床医のための基本手技
導尿法
Urethral catheterization:Suprapubic aspiration of urine
村上 信乃
1
,
五十嵐 辰男
1
Shino MURAKAMI
1
,
Tatsuo IGARASHI
1
1旭中央病院泌尿器科
キーワード:
導尿
,
膀胱穿刺
,
留置カテーテル
Keyword:
導尿
,
膀胱穿刺
,
留置カテーテル
pp.733-736
発行日 1995年6月20日
Published Date 1995/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905238
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外尿道口からカテーテルを膀胱内に挿入して採尿する導尿,あるいは経皮的に膀胱を穿刺して採尿する経皮的恥骨上穿刺は,いずれも尿を直接膀胱から採取する方法である.検査目的,あるいは自排尿不能な状態での一時的ないしは持続的な処置として広く行われている.特別な道具もいらず,比較的安全に行われるが,正しい手順で施行しなければ尿路損傷,腸管損傷などの合併症が生ずる危険性がある.また,持続的処置としてのカテーテル長期留置では,尿路感染症などの合併症が生じやすいので,その対策も重要である.
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