Japanese
English
特集 早期胃癌の内視鏡的根治切除
経腹的内視鏡的胃粘膜切除術
Transabdominal Endoscopic Resection with local injection of Hypertonic Saline Epinephrine solution:Transabdominal ERHSE
樫山 基矢
1
,
平尾 雅紀
1
,
高梨 節二
1
,
鈴木 龍弘
1
,
石後岡 正弘
1
,
河島 秀昭
1
,
山崎 左雪
1
,
内沢 政英
2
,
宮崎 有広
3
Motoya KASHIYAMA
1
1勤医協中央病院外科
2勤医協中央病院内科
3勤医協苫小牧病院内科
キーワード:
早期胃癌
,
内視鏡的粘膜切除
,
ERHSE
,
HSE局注
Keyword:
早期胃癌
,
内視鏡的粘膜切除
,
ERHSE
,
HSE局注
pp.25-29
発行日 1995年1月20日
Published Date 1995/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905131
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早期胃癌に対する治療の1つとして,当院では高張NaClエピネフリン液の局注を併用した内視鏡的粘膜切除術(ERHSE)を施行してきたが,C領域,M領域後壁などは手技的に困難な部位であった.最近このような症例に対し,腹壁および胃壁を小切開し,経腹的に内視鏡を挿入することによってERHSEを施行している(経腹ERHSE).経腹ERHSEはERHSEの適応を拡大する有効な方法と考えられる.
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