Japanese
English
臨床報告
特発性間質性肺炎にてステロイド内服治療中に—胸部食道癌切除を行いえた1例
A case report of esophageal cancer under steroid treatment of idiopathic interstitial pneumonia
加納 正道
1
,
中村 隆
1
,
鈴木 知信
1
,
天満 和男
1
,
大橋 洋一
1
,
斉藤 浩幸
1
1山形県立新庄病院外科
キーワード:
特発性間質性肺炎
,
ステロイド
,
食道癌
,
開胸手術
Keyword:
特発性間質性肺炎
,
ステロイド
,
食道癌
,
開胸手術
pp.135-138
発行日 1993年1月20日
Published Date 1993/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407905125
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はじめに
特発性間質性肺炎(idiopathic interstitial pmeu-monia,以下IIPと略す)は,原因不明のびまん性間質性肺炎で予後不良の疾患であり,その治療には主としてステロイドが使用されている.われわれはIIPにて長期間ステロイドを内服治療中に食道癌が発見された症例に対して手術を行い,良好な経過をたどり退院した症例を経験したので報告する.
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