病院めぐり
国立松本病院外科
清水 忠博
pp.977
発行日 2002年7月20日
Published Date 2002/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904927
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当院は,松本市と塩尻市の境界地に位置し,松本市を中心とする中信地区・長野県第3次医療圏の中央部にあたる海抜625mの地にあります.当地は北アルプス連峰を一望に眺めることができ,近くには国宝「松本城」のほか,美ヶ原,霧ヶ峰,上高地などの景勝地を望む自然あふれた環境にあり,近年の交通網の発達と当院医療機能の充実強化に伴って診療圏は全県に及んでいます.
明治41年に松本衛戍病院として創設,昭和11年に松本陸軍病院となり,昭和20年12月1日に国立松本病院として発足しました.昭和46年4月に現在地に新築移転し,国の政策医療のうち「がん」および「成育」の専門医療施設として位置づけられています.現在のベッド数305床,常勤医39名,レジデント・研修医など6名,1日の平均外来患者数は約600名,平均在院口数18.5日です.二次救急医療も担当しており,夜間,休日の救急患者さんを多数診療しており,とくに急性腹症に対しては24時間対応しています.
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