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特集 外科診療とステロイド療法
ステロイドホルモンの薬理
Pharmacology of steroid hormone
川村 将弘
1
Masahiro KAWAMURA
1
1東京慈恵会医科大学薬理学講座第1
キーワード:
ステロイドホルモン
,
副腎
,
グルココルチコイド
Keyword:
ステロイドホルモン
,
副腎
,
グルココルチコイド
pp.877-883
発行日 2002年7月20日
Published Date 2002/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904910
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ステロイドホルモンはいわゆるステロイド核を持つホルモンの総称である.したがって副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド,ミネラロコルチコイド),卵胞ホルモン(エストラジオール),黄体ホルモン(プロゲステロン),精巣ホルモン(テストステロン),神経ステロイドなどが生理的に合成分泌されている.そのうち強力な抗炎症作用・免疫抑制作用を持つがゆえに,臨床でよく用いられるのはグルココルチコイドとその製剤であるので,ここではグルココルチコイドについて,その生合成過程とその調節機序,生理薬理作用と作用機序,副作用および構造活性相関について述べる.
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