病院めぐり
—群馬県済生会—前橋病院外科
蔵屋敷 隆二
pp.410
発行日 2001年3月20日
Published Date 2001/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904413
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前橋市は群馬県の県庁所在地で「水と緑と詩うたの街」といわれ,市街地を利根川,広瀬川の2つの川が水量豊かに流れ,三方を赤城,榛名などの山に囲まれ,東南は関東平野に大きく開けた美しく住みやすい町です.付近は万葉の昔から歌に詠まれ,萩原朔太朗をはじめ多くの詩人たちのゆかりの地です.
昭和6年に済生会の群馬県支部が設立され,昭和18年に市の中心部にて診療を開始した当時の病床数はわずかに8床でした.その後次第に病院として発展し,昭和49年に急速に都市化が進んだ利根川西部地域への進出要請を受け,前橋市西部および高崎市東部地域唯一の公的医療機関として現在地に移転しました.昭和63年に循環器センターが開設され,群馬の地で本格的な循環器疾患の外科的治療ができるようになりました.
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