消化器疾患の総合画像診断
大腸疾患
亀岡 信悟
1
,
板橋 道朗
1
Shingo KAMEOKA
1
1東京女子医科大学第2外科
pp.1317-1325
発行日 1999年10月20日
Published Date 1999/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903744
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はじめに
近年の画像診断技術の発達に伴い大腸疾患の術前診断は確実に進歩しつつある.また,患者のquality of lifeを向上させるため症例個々の術式選択がなされる時代になってきた.従来の注腸造影,大腸内視鏡に加えて超音波内視鏡,CTおよびMRIなどの画像診断を効率的に組み合わせ,総合画像診断を行うことが重要である.本稿では,症例を呈示しつつ,結腸および直腸の代表的疾患の診断法とそのポイントについて述べる.
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