Japanese
English
臨床報告・1
α-フエトプロテイン産生下行結腸癌の1例
A case of α-fetoprotein producting discending colon carcinoma
長井 一信
1
,
三角 俊毅
1
,
川崎 誠治
1
,
村上 正和
1
,
唐土 善郎
1
,
山本 雅彦
1
,
曽田 益弘
1
Kazunobu NAGAI
1
1姫路聖マリア病院外科
キーワード:
α—フェトプロテイン
,
下行結腸癌
,
肝転移
Keyword:
α—フェトプロテイン
,
下行結腸癌
,
肝転移
pp.521-524
発行日 1999年4月20日
Published Date 1999/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903589
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はじめに
α-フェトプロテイン(以下,AFP)は,肝細胞癌,悪性奇形腫の有力な補助診断法として臨床的に広く応用されているが,消化管腫瘍でもしばしば高値を呈することが知られている1).しかし中後腸系腫瘍では稀であり,なかでも結腸癌症例は自験例を含め15例の報告を認めるにすぎない.今回筆者らはAFP産生下行結腸癌の1例を経験したので報告する.
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