特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅸ.乳幼児の外来外科疾患
129.停留精巣
関 信夫
1
,
伊藤 泰雄
1
Nobuo SEKI
1
1杏林大学医学部小児外科
pp.336-337
発行日 1997年10月30日
Published Date 1997/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407903006
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疾患の概念
胎生期の精巣下降の過程が何らかの原因で障害され,精巣が陰嚢底に下降していない状態をいう.頻度は正常出生男児の約3%にみられるが,症例によってはその後自然下降が生じ,1歳時には男児の0.7%にみられる1).
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