Japanese
English
臨床報告・1
慢性血液透析患者の胃壁内血腫の1例
A case of intramural gastric hematoma on a chronic hemodialysis patient
北尾 善孝
1
,
高木 剛
1
,
安岡 利恵
1
,
宮垣 拓也
1
,
中村 隆一
1
,
青木 正
2
Yoshitaka KITAO
1
1西陣病院外科
2西陣病院泌尿器科
キーワード:
胃壁内血腫
,
消化管壁内血腫
,
血液透析
,
抗凝固療法
Keyword:
胃壁内血腫
,
消化管壁内血腫
,
血液透析
,
抗凝固療法
pp.1093-1096
発行日 1997年8月20日
Published Date 1997/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902827
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はじめに
消化管の壁内血腫は,一般に腹部外傷,抗凝固薬,血友病などの出血性要因により形成される.全腸管壁内血腫のうちの多くは十二指腸に発生し,胃壁内血腫は稀である.今回筆者らは,慢性血液透析患者において発生した胃壁内血腫の1例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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