Japanese
English
臨床報告・1
捻転を合併した小腸間膜原発のlymphangiomaの1例
A case of lymphangioma in the mesentery of small intestine combined with torsion
山岸 文範
1
,
沢田石 勝
1
,
東山 考一
2
,
穂苅 市郎
1
,
坂本 隆
2
,
藤巻 雅夫
2
Fuminori YAMAGISHI
1
1国立高田病院外科
2富山医科薬科大学第2外科
キーワード:
リンパ管腫
,
腫腸間膜
,
小腸
Keyword:
リンパ管腫
,
腫腸間膜
,
小腸
pp.953-956
発行日 1997年7月20日
Published Date 1997/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902784
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はじめに
小腸間膜原発のlymphangiomaは本邦では現在までに35例報告されているだけの稀な良性腫瘍である.症状は腹痛を中心として多彩であり,CT,超音波検査にて多胞性嚢胞を示すことがあるが術前の確定診断は困難である.今回,術前に卵巣頸捻転と診断した小腸間膜原発のlymphan-giomaを切除したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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