Japanese
English
臨床報告・1
鎖骨下静脈狭窄に対し経皮経管的血管形成術(PTA)が有効であった1例
A case of subclavian vein stenosis managed by percutaneous transluminal angioplasty
木村 圭一
1
,
井戸 弘毅
1
,
本多 桂
1
,
利光 鏡太郎
1
,
鈴木 高
1
Keiichi KIMURA
1
1名古屋徳洲会総合病院外科
キーワード:
鎖骨下静脈狭窄症
,
経皮経管的血管形成術
Keyword:
鎖骨下静脈狭窄症
,
経皮経管的血管形成術
pp.1073-1075
発行日 1996年8月20日
Published Date 1996/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902383
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はじめに
血液透析のblood accessとしてカテーテルを用いる方法は,他の方法に比べて容易かつ確実であり,特に急性腎不全の透析導入に際して利用されている.しかし,様々な合併症の報告もみられ,その一つとして鎖骨下静脈をカテーテル挿入部位として使用した後に生じる鎖骨下静脈の狭窄がある1,2).その治療法としては手術3,4),経皮経管的血管形成術(percutaneous tansluminal angio-plasty,以下PTA)5,6),ステント挿入7,8)等が報告されている.今回我々はPTAの手法を用いた鎖骨下静脈狭窄の1治療例を経験したので報告する.
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