特集 術後1週間の患者管理
Ⅱ.合併症を有する患者管理
甲状腺機能障害
片桐 誠
1
1川崎医科大学内分泌・甲状腺外科
pp.328-329
発行日 1995年10月30日
Published Date 1995/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902080
- 有料閲覧
- 文献概要
甲状腺機能障害を有する患者に対して安全に手術を施行するためには,周術期の甲状腺機能をいかに正常に保つかがポイントとなる.
術前より機能障害に対して十分な治療が行われていれば,合併症はほとんど生じない.しかし,治療が行われていない場合には,クリーゼなどの重篤な合併症が生ずる可能性があり,迅速な対応が必要となる.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.