Japanese
English
特集 出血させない消化器癌手術
出血させない食道癌手術(2)
Esophagectomy for esophageal cancer with minimum bleeding
今村 正之
1
,
嶋田 裕
1
,
宮原 勅治
1
,
神田 雄史
1
Masayuki IMAMURA
1
1京都大学医学部第1外科
キーワード:
食道癌
,
切除術
,
下甲状腺動脈
,
開胸法
Keyword:
食道癌
,
切除術
,
下甲状腺動脈
,
開胸法
pp.1121-1125
発行日 1995年9月20日
Published Date 1995/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901960
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食道癌切除術は,通常出血の少ない予術である.しかし,主病巣やリンパ節転移が血管に浸潤していたり,肺と胸膜の高度な癒着がある時には,局所解剖に精通していなければ思わぬ出血をきたす.本稿では,食道切除術につき特に,筋肉切離を最小限に少なくした開胸法と頸胸境界部の甲状頸動脈と下甲状腺動脈に注目した郭清法を記述した.
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