Japanese
English
臨床報告
結腸癌による十二指腸結腸瘻の1例
A case of duodenocolic fistula due to carcinoma of the hepatic flexure
稲葉 行男
1
,
千葉 昌和
1
,
渡部 修一
1
,
工藤 邦夫
1
,
林 健一
1
,
大塚 聡
1
1山形県立河北病院外科
キーワード:
結腸癌
,
十二指腸結腸瘻
,
膵頭十二指腸切除術
Keyword:
結腸癌
,
十二指腸結腸瘻
,
膵頭十二指腸切除術
pp.125-128
発行日 1994年1月20日
Published Date 1994/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901472
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はじめに
結腸癌による十二指腸結腸瘻の報告は少なく,この病態は高度に進行した浸潤癌であるため患者の全身状態は不良なことが多く,術式の選択など多くの問題を含んでいる.われわれは,結腸肝彎曲部原発の結腸癌が十二指腸下行脚へ浸潤し,十二指腸結腸瘻を形成した1例を経験したので報告する.
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