Japanese
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特集 今日の肺癌診療
病理組織型からみた術後遠隔成績
Clinical correlation between histopathology and prognosis in lung cancer
兼安 秀人
1
,
新田 澄郎
1
1東京女子医科大学第1外科
キーワード:
肺癌
,
非小細胞肺癌
,
小細胞肺癌
,
予後
Keyword:
肺癌
,
非小細胞肺癌
,
小細胞肺癌
,
予後
pp.1291-1294
発行日 1993年10月20日
Published Date 1993/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901264
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肺癌の組織型は,腺癌,扁平上皮癌,大細胞癌および小細胞癌に大きく分けられる.しかし,各々の病理組織は多彩であり,相互に重複もみられる.また,これらの進展形式も多岐にわたり,予後を考える際に1つの組織型で画一的に論じることは,しばしば困難である.肺癌の予後を決める最も重要な因子は,腫瘍進展範囲を表わすTNMに立脚した病期分類である.各々の病期のなかでの各組織型の予後は一定の傾向を示し,転移を来しやすい組織型が予後が悪い傾向にある.
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