Japanese
English
臨床報告
MRIにて術前診断しえた閉鎖孔ヘルニアの1例
A case of obturator hernia diagnosed by MRI examination preoperatively
須原 貴志
1
,
森田 敏弘
1
,
鷲見 靖彦
1
,
佐治 重豊
2
,
池田 庸子
3
,
下川 泰造
3
Takashi SUHARA
1
1鷲見病院外科
2岐阜大学第2外科
3岐阜大学臨床検査医学
pp.1097-1100
発行日 1992年8月20日
Published Date 1992/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900874
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はじめに
閉鎖孔ヘルニアは比較的稀な疾患であり,その存在部位から,術前診断は一般に困難な場合が多い.しかし.最近CTあるいはUSなどの画像診断の進歩に伴い,本疾患が術前診断された症例の報告が増加している1).著者らも閉鎖孔に嵌頓したヘルニアをMRIを用い明瞭に描出し得,術前に確定診断が可能であった1例を経験したので,本疾患の画像診断上の特徴を中心に報告する.
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