Japanese
English
臨床報告
内翻したMeckel憩室が先進部となった腸重積症の1例
A case of intussusception due to the inverted Meckel's diverticulum
平井 伸司
1
,
松村 豪晁
1
,
丸山 高司
1
,
表原 多文
1
,
香河 哲也
1
,
田原 浩
1
Shinji HIRAI
1
1厚生連吉田総合病院外科
pp.271-274
発行日 1992年2月20日
Published Date 1992/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900746
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
腸重積症は小児に多くみられる疾患であるが,内翻したMeckel憩室による腸重積は,よく知られている割に頻度は少なく,術前診断も困難といわれる.今回われわれは,Meckel憩室内に迷入した組織を先進部とし,憩室が内翻して発症した腸重積症を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.