Japanese
English
特集 下肢循環障害の治療—適応と限界
血栓性静脈炎の診断と治療—その問題点
Diagnosis and treatment for thrombophlebitis
土光 荘六
1
,
勝村 達喜
1
Soroku DOKO
1
,
Tatsuki KATSUMURA
1
1川崎医科大学胸部外科
pp.205-210
発行日 1992年2月20日
Published Date 1992/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900735
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血栓性静脈炎患者では,遊走性,再発性や両側性のもの,若年者に発生したものや血栓症の家族歴をもつものでは,原因症患の診断のための精査が必要である.浅在性静脈炎の診断は簡単であるが,深部静脈血栓症の診断には非侵襲的な方法が有効で利用すべきである.
深部静脈血栓症の主な治療法である外科的治療,血栓溶解療法と抗凝固療法の適応,方法や成績について述べた.
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