Japanese
English
臨床報告
回盲部捻転による特発性気腹症の1例
A case of pneumoperitoneum due to ileocecal volvulus
河内 護
1
,
吉岡 一夫
1
,
森岡 敬介
1
,
仁木 寛治
1
Mamoru KAWAUCHI
1
1田岡病院外科
pp.1155-1158
発行日 1991年9月20日
Published Date 1991/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900514
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はじめに
明らかな気腹症(pneumoperitoneum)を呈したが腹膜炎は認められなかった症例に対して保存的治療を行った.しかしながら,最終的には繰り返す腸閉塞症状のため開腹することになった.気腹症の原因は回盲部捻転による腸管の過拡張と考られた.以上のような症例を経験したので報告する.
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