Japanese
English
臨床報告
脳転移巣切除後の腸重積手術で発見された回腸癌の1例
A case of primary carcinoma of the ileum associated with cerebral metastasis and intussusception
中野 秀貴
1
,
後藤田 明彦
1
,
中村 健児
1
,
西部 学
1
,
高田 譲二
1
,
今野 哲朗
1
,
宮田 昭一
1
Hideki NAKANO
1
1苫小牧市立総合病院外科
pp.895-898
発行日 1991年7月20日
Published Date 1991/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900479
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はじめに
原発性小腸癌は稀な疾患で,全消化管癌の1〜3%を占めるといわれる1).特有の症状に欠け,また,小腸検査の難しさのため,術前の診断は困難であり,早期に発見されることは少ない.
われわれは,脳転移症状で発症し,腸重積のための開腹術において発見された原発性回腸癌の1例を経験したので報告する.
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