外科系当直医のためのDos & Don'ts・1【新連載】
手指末端外傷
鈴木 篤
1
,
野水 眞
2
,
露木 靜夫
1
,
高 重義
1
1みさと健和病院外科
2みさと健和病院整形外科
pp.81-85
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900356
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救急の小外傷の中で,最も頻度の多いのが,手指末端の外傷である.その多くは,消毒・デブリードマン・縫合などの基本的外傷処置で済む.しかし,創傷治癒後の手指の機能を少しでも良くしようと配慮した場合,整形外科,“手の外科”の基礎知識を考慮した処置が必要である.特に,一般病院での当直の際に,その場で判断すべきケースを中心に,整形外科との境界領域における初期治療について述べる.
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