特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から
特発性血小板減少性紫斑病
内科から
柴田 昭
1
,
帯刀 亘
1
1新潟大学医学部第1内科
pp.1538-1542
発行日 1990年10月30日
Published Date 1990/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900265
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特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は抗血小板自己抗体による血小板減少に基づいた出血を主要症状とする疾患である.この疾患における外科的治療(=摘脾)は副腎ステロイド療法に次ぐ第二選択の治療法であり,原則的にはその他の内科的治療に優先して選択されるため決してfinalな治療法ではない.
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