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特集 消化管手術での“困難例”対処法—こんなとき,どうする?
大腸
高度肥満・狭骨盤症例に対する腹腔鏡下直腸切除術
Laparoscopic resection for rectal cancer in obese patients
稲田 涼
1
,
黒田 絵理
1
,
公文 剣斗
1
,
吉岡 貴裕
1
,
岡林 雄大
1
,
尾崎 和秀
1
,
渋谷 祐一
1
Ryo INADA
1
1高知医療センター消化器外科・一般外科
キーワード:
肥満患者
,
直腸癌
,
腹腔鏡手術
Keyword:
肥満患者
,
直腸癌
,
腹腔鏡手術
pp.712-715
発行日 2023年6月20日
Published Date 2023/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214154
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【ポイント】
◆高度肥満・狭骨盤症例の腹腔鏡手術は,術野の確保や止血,剝離操作などの点から難度の高い手術である.
◆深部骨盤操作は,鉗子の可動制限はあるものの,視野確保や拡大視効果などから,開腹手術と比較し腹腔鏡手術のほうが有利な点も多い.
◆助手と術者の鉗子の協調作業による剝離面の確保と丁寧な手術操作が肝要である.
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