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特集 徹底解説! 食道胃接合部癌《最新版》
各論
食道切除—胸腔・腹腔アプローチ
Thoracoscopic and laparoscopic lymphadenectomy and reconstruction for esophago-gastric cancer(EGJ tumors)
野間 和広
1
,
田辺 俊介
1
,
藤原 俊義
1
Kazuhiro NOMA
1
1岡山大学消化器外科
キーワード:
腹臥位胸腔鏡下下縦隔郭清
,
経裂孔的縦隔内再建
,
腹腔鏡下噴門側胃切除観音開き法再建
Keyword:
腹臥位胸腔鏡下下縦隔郭清
,
経裂孔的縦隔内再建
,
腹腔鏡下噴門側胃切除観音開き法再建
pp.807-813
発行日 2022年7月20日
Published Date 2022/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213767
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【ポイント】
◆食道浸潤を有する食道胃接合部癌に対する下縦隔郭清術は,腹臥位胸腔鏡下を用いると非常に術視野が良好である.安全かつen blocに設定した領域を郭清することができる.
◆腹腔鏡下に食道裂孔を開放し,経裂孔的に縦隔内で食道残胃再建術を行う.その際に下縦隔での術視野を得るために,fan retractorやorgan retractorは非常に有用である.
◆縦隔内観音開き法再建も,基本的には腹腔内での観音開き法再建と同じ手法で行う.縦隔内であるために偽胃底部をさらに食道壁口側に固定すること,また食道裂孔ヘルニア防止に胃前壁と裂孔を縫合閉鎖する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年7月末まで)。
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