ひとやすみ・196【最終回】
自己を表現し,人生を謳歌する
中川 国利
1
1日本赤十字社東北ブロック血液センター
pp.1403
発行日 2020年12月20日
Published Date 2020/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213203
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- 文献概要
臨床外科医の主な務めは,患者の同意の下に誠心誠意診療することである.また診療を介して知り得た有用な情報を学会や雑誌などで公表し,他の医師の批判を仰ぐと共に知識を共有することが求められる.それが信頼して診療を託してくれた患者に対する,臨床医の責務でもある.
大学の医局に在職している時には,学会発表や論文執筆を盛んに行う医師が多い.しかし医局を離れると,学会活動を行う医師は激減する.日常診療が忙しいから,症例が少ないから,最新の検査機器や手術機器がないからなど,行わない理由を多々あげるが,究極的には診療に臨む姿勢が問われる.
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