Japanese
English
特集 「縫合不全!!」を防ぐ
大腸
括約筋間直腸切除術(ISR)における手縫い吻合
Hand-sewn anastomosis for intersphincteric resection
塚田 祐一郎
1
,
伊藤 雅昭
1
,
長谷川 寛
1
,
池田 公治
1
,
西澤 祐吏
1
,
佐々木 剛志
1
Yuichiro TSUKADA
1
1国立がん研究センター東病院大腸外科
キーワード:
ICGによる血流確認
,
口側腸管の十分な授動
,
肛門ドレーンによる残便対策
Keyword:
ICGによる血流確認
,
口側腸管の十分な授動
,
肛門ドレーンによる残便対策
pp.206-209
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212847
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【ポイント】
◆ISRにおける縫合不全の主な原因は,再建腸管の血流不良,吻合部の緊張,残便による吻合部への過度な圧である.
◆インドシアニングリーン(ICG)による血流確認,口側腸管の十分な授動,残便が多い場合の肛門ドレーンの使用によって縫合不全を減らすことが可能である.
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