増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方
下部消化管
横行結腸癌に対する腹腔鏡手術に必要な局所解剖—リンパ節郭清範囲決定を中心に
佐藤 武郎
1
,
中村 隆俊
1
,
山梨 高広
1
,
三浦 啓壽
1
,
筒井 敦子
2
,
島津 将
1
,
古城 憲
1
,
渡邊 昌彦
1
Takeo SATO
1
1北里大学医学部下部消化管外科学
2上尾中央総合病院外科
pp.87-92
発行日 2018年10月22日
Published Date 2018/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212225
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●point
●横行結腸間膜:右側は十二指腸下行脚内側,膵頭部に始まり,左側は膵体部下縁に沿って付着する.
●動脈系:中結腸動脈の中枢付近は,共通管を形成していることが多いが,約15%程度で右枝,左枝おのおの独立している.
●静脈系:中結腸静脈は,膵下縁の約1〜2 cm尾側で下腸間膜静脈または胃結腸静脈幹に合流する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。
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