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特集 胃癌治療ガイドライン最新版を読み解く—改定のポイントとその背景
ガイドラインにみる胃癌化学療法—補助化学療法
Adjuvant and neoadjuvant chemotherapy of gastric cancer.
馬場 英司
1
,
有山 寛
2
Eishi BABA
1
1九州大学大学院医学研究院九州連携臨床腫瘍学講座
2九州大学病院血液・腫瘍・心血管内科
pp.1228-1232
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212192
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【ポイント】
◆胃癌術後補助化学療法の標準治療はS-1あるいはCapeOXである.今後はS-1+ドセタキセルも含め,各レジメンの使い分けが必要である.
◆術後補助化学療法後早期の再発に対する化学療法は,少なくとも薬剤を変更して行うことが適切と考えられる.
◆SP療法による術前化学療法は,高度リンパ節転移を有する症例において有効と考えられるが,今後さらなるエビデンスの蓄積が必要である.
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