Japanese
English
臨床報告
孤立性内腸骨動脈瘤破裂例の1治験例
A case of ruptured isolated aneurysm of internal iliac artery
村岡 幸彦
1
,
岩井 武尚
1
,
井上 芳徳
1
,
木下 晴之
1
,
桜沢 健一
1
,
佐藤 彰治
1
,
遠藤 光夫
1
Yukihiko MURAOKA
1
1東京医科歯科大学第1外科
pp.845-847
発行日 1989年6月20日
Published Date 1989/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210386
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
内腸骨動脈瘤は,その解剖学的位置関係からとくに診断がつきにくく,かつ骨盤内で拡大していくために周囲臓器に対する圧迫,癒着などにより多彩な臨床症状を呈することが知られている.腹部大動脈瘤と併存したり孤立性に存在することが知られているが,ともに破裂して初めて診断がつくことも稀ではない.
今回われわれは孤立性内腸骨動脈瘤の破裂例を経験したので考察を加えて報告する.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.