Japanese
English
特集 急性腹症のX線像・エコー像
腹部血管病変のX線像・エコー像
X-ray and ultrasonic imaging of abdominal vascular disease
安田 慶秀
1
,
田辺 達三
1
Keishu YASUDA
1
,
Tatsuzo TANABE
1
1北海道大学医学部第2外科
pp.623-628
発行日 1988年5月20日
Published Date 1988/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209988
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
急性腹症と腹部血管病変
急性腹症を呈する腹部血管疾患としては真性腹部大動脈瘤や腸骨動脈瘤および脾動脈,肝動脈,腹腔動脈,上腸間膜動脈などの腹部諸臓器の動脈瘤破裂あるいは切迫破裂とこれらの血管の急性閉塞症がある.解離性大動脈瘤は多くの場合,引き裂かれるような激しい胸背部痛があり循環不全を伴うことが多いが一部の症例では腹部大動脈瘤の切迫破裂や急性腸管虚血の症状を呈し,急性腹症で来院することもある.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.