Japanese
English
臨床研究
消化器病変を伴う腹部大動脈瘤の治療—自験7例の検討
Management of abdominal aortic aneurysm with diseases of digestive systems
松本 賢治
1
,
山田 公雄
1
,
戸倉 康之
1
,
猪原 則行
1
,
長谷川 時生
1
,
深瀬 達
1
Kenji MATSUMOTO
1
1浦和市立病院外科
pp.383-389
発行日 1988年3月20日
Published Date 1988/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209952
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はじめに
近年,社会の高齢化に従い腹部大動脈瘤(Ab-dominal Aortic Aneurysm:以下A.A.A.)に消化器病変を合併することも稀ではなく,特に悪性疾患に伴う症例が注目されている.しかし,その治療方針については1967年,Szilagyiらの報告以来1),いまだ定説がなく苦慮するのが現状である.最近われわれは消化器病変を伴うA.A.A.7例を経験し,各症例につき検討したので文献的考察を加え報告する.
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