Japanese
English
臨床報告
下大静脈に発生し,右心房まで進展した血管平滑筋肉腫の1剖検例
An autopsy case of vascular leiomyosarcoma originating in inferior vena cava and extending into right atrium
浦口 憲一郎
1
,
吉田 晃治
1
,
野中 道泰
1
,
才津 秀樹
1
,
渕上 量三
1
,
内田 立生
1
,
辻 嘉昌
2
,
杉原 茂孝
3
Kenichiro URAGUCHI
1
1国立久留米病院外科
2国立久留米病院産婦人科
3久留米大学医学部第1病理
pp.1261-1265
発行日 1987年7月20日
Published Date 1987/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209779
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はじめに
後腹膜腫瘍のうち平滑筋肉腫は稀な疾患であり,血管原発のものはさらに稀なものである.最近,下大静脈(VCI)に発生したと思われ,両側総腸骨静脈より右心房に至る血管内腫瘍を形成した平滑筋肉腫の1剖検例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する.
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