特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール
胃癌治療のプロトコール—大阪府立成人病センター外科
古河 洋
1
,
岩永 剛
1
,
平塚 正弘
1
Hiroshi FURUKAWA
1
,
Takeshi IWANAGA
1
,
Masahiro HIRATSUKA
1
1大阪府立成人病センター外科
pp.758-762
発行日 1987年5月30日
Published Date 1987/5/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209707
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
大阪府立成人病センター外科における胃癌治療の方針は,癌の進行度,特性に適した手術方法(手術範囲)と併用療法を選択することである.創設以来,手術法においては,十分な切除とR2以上の郭清が行われ,併用療法(とくに術後化療)は年代による変遷があるものの,積極的に行われてきた.手術後,患者の追跡調査を徹底して行い,遠隔成績を検討した結果,最近,私たちが行っている治療法について述べる.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.