Japanese
English
臨床報告
膵および肺に転移した乳腺葉状嚢胞肉腫の1例
A case of metastasizing cystosarcoma phyllodes of the pancreas and lung
中原 錬三
1
,
福嶋 久夫
1
,
鈴木 勝一
1
,
吉田 衛
1
,
渡辺 治
1
,
登内 彰
1
,
中井 啓之
1
,
二村 雄次
2
,
中山 隆
2
,
多田 豊曠
3
Renzou NAKAHARA
1
1常滑市民病院外科
2名古屋大学医学部第1外科
3名古屋市立大学医学部第2病理
pp.1709-1713
発行日 1986年11月20日
Published Date 1986/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209583
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はじめに
乳腺葉状嚢肉腫(Cystosarcoma Phyllodes)は,比較的稀な疾患である.主たる遠隔転移は肺及び骨とされているが,我々は,定型的乳房切断術後約11ヵ月で膵および肺に転移した乳腺葉状嚢胞肉腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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