Japanese
English
臨床報告
漿膜下に発生した胃嚢胞性リンパ管腫の1例
A case of cystic lymphangioma of the stomach in the development of the subserous membranes
葦沢 龍人
1
,
今井 直人
1
,
熊澤 博久
1
,
佐野 寛二
1
,
富川 昭
2
,
有木 真理
2
,
木村 幸三郎
3
Tatsuto ASHIZAWA
1
1厚生中央病院外科
2緑成会病院
3東京医科大学外科
pp.1331-1335
発行日 1986年8月20日
Published Date 1986/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209517
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はじめに
胃のリンパ管腫は稀な疾患であり,ことに漿膜下に発生したリンパ管腫は過去2例の報告1,2)をみるにすぎない.今回,胃の後壁漿膜下に発生し各種画像検査にて膵嚢胞と鑑別困難であつた,多発性嚢胞性リンパ管腫の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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